沖縄離島でのぼりを掲げてランチ営業をするお店

筆者は数年前に沖縄の離島へ行ったことがあります。ネットで知り合った男性が経営しているダイビングスクールに参加するためでした。彼はホテルや飲食店なども経営していて、離島についてみると、彼はまだおらず、筆者はひとりで店の外の海辺をぶらぶらしたりしました。海は非常に美しく、関東で言う海と、この沖縄の離島で言う海とはずいぶんちがうものを指すのだなあと思うのでした。ダイビングスクール兼ホテルに到着した初日は、まずダイビングの勉強がしっかり身についているかどうか、従業員によるテストが早速行われました。ダイビングは、これ以上潜水していると危険なので、この時間内には上がるようにするという決まりごとがあって、それをきちんと頭に入れていなければいけないのです。筆者は、そのプランニングの計算がいまいち苦手で、テストの時も間違えてしまいました。そこをもう一度復習するように従業員の若い男性に言われたのでした。次の日になると、ダイビングの実習に入りました。実際に機材を背負い、海に潜って練習するのです。

しかし、筆者は沖縄入りする前に風邪を引いてしまっており、その日は実習をパスしたのでした。筆者は、お店からほど近い海辺で、やはり海を見ながらのんびりと過ごしていました。

そして、昼時になると、昨日の夜に夕食をとった小さなお店に、「ソーキそば」とか「タコライス」とかいった料理の名前が書かれたのぼりが掲げられて、お店でランチの営業が始まったようでした。筆者も昼食をとりに、そこへ戻っていったのでした。入ってタコライスを頼み、待っていると、ぞくぞくと観光客がやってきました。こんなに小さな離島なのに、いろいろな人が遊びに来ているようでした。その中には、日本語も話せない外国人も混じっていました。どうやらフランス人のようでした。お店で食べていたお客さんたちが、なんとか英語でコミュニケーションを取ろうとしていました。それでフランス人も一応わかったようでした。辺鄙な場所ながら、国際的なことに筆者は驚きました。のぼりがお店からはずされたのは、もう3時を過ぎたころでした。それにしても、そのお店は手際が悪く、たくさん人を待たせていました。そこはお粗末なものだと、筆者もあきれてしまいました。しかし、辺鄙なところというのは、そういったものなのかもしれません。どだい、たくさん人がいないところですから、たくさんの人をさばくのに慣れていないのでしょう。